減量やダイエットの最初の頃に数字が一気に減る理由

通常記事
この記事は約10分で読めます。

 

 

ダイエットや減量をスタートすると体重や体脂肪率って

最初落ちやすいですよね。

 

でもある一定まで来ると停滞期や落ちるペースが止まったりもします。

 

 

この記事では何故ダイエット初期の頃に一番落ちやすいのかについて

解説していきたいと思います。

 

 

急激な変化と水分が抜けたから

まずダイエット初期に起きる現象としては

食事制限などを行う事によって水分量の摂取が落ちる事。

 

 

それにより体内の水分が抜けます。

 

 

またダイエット初期等はやる気やモチベーションが高いのが

普通なので、トレーニング量が増えたり

 

汗をかくというのを一つの指標にしがちになります。

 

 

これによって体の水分が出ていく事で

体重が下がったように見えてくるのです。

 

 

体重の内訳を知る事

体重が下がったとしても大切なのは下がったものが何なのかが

 

一番大事な部分になります。

 

 

 

水分ばかり落ちていても意味がないので、

 

体重とは一体どういったもので形成されているのかを知る必要があります。

 

 

内訳1水分

身体占める割合の大半が水分になります。

 

 

その割合90%が水分。

 

 

これは水だけではなく血液や汗、尿等も総じて水分と言われるので

 

そう考えると占める割合が大きいのはなんとなく分かりますよね。

 

 

内訳2筋肉

 

 

見た目を作る上で見なくてはいけないのが、

この筋肉量になります。

 

 

この数字が増えたか下がったかで体の代謝や

 

トレーニングがちゃんと上手く出来ているかが見れる指標にもなります。

 

 

筋肉量については増えたら増えた分だけ喜ぶようにしましょう。

 

 

ただし、そう簡単にはつくものではないので地道に増えるのを

 

1円玉貯金の気持ちで頑張っていきましょう。

 

 

内訳3脂肪

 

見た目を作る上で筋肉量と同じくらい大切なのが脂肪量です。

 

これに関してはほとんどの人が気にすると思いますが、

 

大事なのは筋肉とのバランスになってきます。

 

 

 

 

腹筋を割りたいなら脂肪を減らすことは大前提ですが、

 

 

 

筋肉が多ければ脂肪が多少あっても腹筋は割れますし、

反対に筋肉が少なければ脂肪をギリギリまで削らないと

 

 

腹筋は割れて見えません。

 

 

内訳4骨

 

体重の中で唯一変えられない数字が骨量になります。

 

これに関しては骨なので折って手術で身体から取り除かない限り、

減らすことは出来ないし、

 

勿論成人であれば増やす事もほぼ不可能です。

 

 

 

ですので、骨量に関しては自分のDNAと思って受け入れましょう。

 

 

 

ちなみに同じような身長体重の人でも

 

骨太の人や細い人もいますので、

そこは個性と捉えて受け入れるようにしましょう。

 

水分量が変わるとどうなるか

 

体内の水分量が変わると体重計に乗った時にどう影響が出るでしょうか?

 

それには体重計のメカニズムを知っておくと

理解が早くなります。

 

 

体重計は電気を流して反射率を見ている。

 

 

最近の体重計は脂肪や骨量なども図れます。

これを体組成計というのですが、

 

この体組成計はどのようにして身体の状態を測定しているのでしょうか?

 

 

それはグリップ部分や足の銀の部分から電気を流して

 

電気が通った時の身体の反射率を見ているのです。

 

 

水が沢山ある状態で体重計の測定

 

測定前に大量に水を飲んだりして身体に水を溜め込んだ状態で測定を行うと

 

 

 

体脂肪率が低く出ます。

 

 

 

これは何故かというと

 

体内に水分が溜まり、電気が流れやすい状態になったので身体は

 

筋肉量が多い身体なんだ!と認識するからです。

 

 

水がない状態で体重計の測定

では反対に身体から水分がない状態だとどうでしょうか?

 

水分がないと電気の反射率は悪くなり、

この人は筋肉が少ない人だ!と体組成計は認識するわけです。

 

 

ちなみにお腹周りの脂肪のようにきになる体の脂は

電気を通しにくい性質を持っています。

 

 

なので体組成計は体重があって電気を通しにくい人だと

肥満と出るというわけです。

 

 

大事なのは数字じゃなくて見た目と機能

どうしてもダイエット等の時は体重の数字を追ってしまいがちになります。

 

 

でもこの数字は時に利用したり、あまり見ないようにしたりと

 

都合良く利用するのがベストです。

 

 

 

もし体重の数字に振り回されてしまっている場合は

下記の事を思い返してください。

 

頭の上に数字が出ている状態では生きていない

 

体重計の数字を気にしてしまっている人に考えてほしいのですが、

他の人があなたを見たときにその数字は他の人には分からないという事です。

 

つまり他人があなたを良い体か太っているかといった判断をする時に

判断材料にはなっていないという事になります。

 

 

 

人が判断する時の一番の基準はどう考えても見た目です。

 

 

 

あなたも人の体型を判断する時に体重計の数字ではなく

見た目だけで判断していますよね?

 

 

それと同じ事なので体重計の数字だけに振り回されるのはやめましょう。

 

 

 

またどんなに数字が減っていても見た目が伴って良くなっていないのなら

それは意味のない事です。

 

 

反対に体重が変わっていなくても見た目が変わって

カッコよくなっていたのならそれは大正解です。

 

 

体重計を図る時に同じタイミングが良い理由

 

体重は色々な内訳があり、それによって変化するのが当たり前と

 

上で書きましたが、

 

 

 

では測定するタイミングに関してはどうでしょうか?

 

 

 

実は測定のタイミングによっても出てくる数字に大きな差があるのです。

 

 

理由1 環境を揃えてあげる事に意味がある

 

体重計を測定する際には色々な環境によって数字が左右されがちになります。

 

 

例えば水分一つとっても測定前にがぶ飲みした後と飲まない後であれば

 

体重の数字も体脂肪率の数字も大きく変わって出てしまうのは当たり前です。

 

 

 

 

ですので前回図った時と比較したい時は出来るだけ同じ環境下で

測定するようにしましょう。

 

 

 

前回がお昼ごろのトレーニング前に食事を食べずに図ったのなら

 

今回、次回も同じ環境で測ってあげて

その差を見ると正しいデータが出てきます。

 

理由2 朝と夜では身長も違う

実は体組成計で測定する際に身長入力等もありますが、

 

この身長も朝の寝起きと夜の寝起きで変化しています。

 

 

大体平均して朝と夜で1センチほど変わります。

 

※個人差がありますので、大体の目安と思ってください。

 

理由3 食事前後、トレーニング前後は違って当たり前

食事前後であれば水分の摂取量が違って当たり前ですし、

トレーニング後も毎度毎度同じ水分量を摂れているわけではないので、

 

 

 

必ずしも同じ環境とは言い切れません。

 

 

 

 

トレーニングの質も行ったトレーニングの内容もバラバラで

使われる筋肉も違う為

 

 

発汗量なども違うわけです。

 

 

ですので測定する時のデータの精度を上げたい場合は

トレーニング前などをおすすめします。

 

減ったという事実を使ってモチベーションを高めていく

内訳がいくら大事で~

水分率が~

 

 

とはいっても実際にダイエットしている時に

体重が落ちるのは嬉しい事ですよね。

 

 

正しく脂肪が落ちていれば当然体重も落ちていくので

そうなった時のモチベ―ションに繋がる考え方がこちら↓

 

実際に減っているのだから喜ぶのも大事

どんな内訳で減っていったにしろ

減ったことは喜んで良いです。

 

 

何故ならこれはあなた自身が努力をしてその為に得れた

 

結果だからです。

 

 

勿論どんな内訳で体重が落ちたのかは知っておくべきことです。

 

 

でもそこにだけ捉われるとストレスがかなり溜まってしまうので、

ちゃんと頑張ったからこそ数字が変わったんだ!

 

と認めて喜んで上げる事も継続するうえで

大切な事なんですね。

 

内訳もちゃんと見てあげる事

落ちた体重の内訳について何がどれだけ落ちたのかを見てあげる事は非常に大切です。

 

 

 

ではその落ちた内訳がどう落ちると理想なのか?

 

 

 

それは水分、筋肉量は変わらずに脂肪だけ落ちるのが理想になります。

 

 

ですが、これはあくまでも理想値であって

現実には筋肉量も一緒に落ちますし、

 

水分量のコントロールも筋肉が落ちれば下がっていきます。

 

 

 

 

ですので、一番大事なことは下がってしまう筋肉の量を最小限に抑え

脂肪を落としていくという事が大事なるわけです。

 

 

 

体組成計に乗って測定する際にはこうして部分を意識してみるようにしてくださいね!

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました