ウェイトトレーニングをするとごつくなる?太くなる?

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ウェイトトレーニングによくある誤解。

 

それはダンベルやバーベルを持つとマッチョになってゴツくなるのでは?
という誤解。

 

 

どうしても日本の場合筋骨隆々なムキムキマッチョがダンベルやバーベルを
用いたシーンが結び付けられるのでウェイトトレーニングを行うと

ごつくなってしまうのではないかと男女問わず思ってしまうようです。

 

この項目ではそういった誤解について解説していきたいと思います。

 

ウェイトトレーニング=マッチョに簡単になるは大きな勘違い

まず根本的な話をさせてください。

 

筋肉は1日や2日ですぐにボンっ!とデカくなることはあり得ません。

 

どちらかといえば超効率的にやらなければ年単位の時間を要します。

 

さて機能的な体を作るにしても見た目を作るのにしても
筋肉が必要なのはもうお分かりですよね?

 

 

そういった中で寧ろ最短で筋肉がつくのは良い事のはずなのに
どうして大半の人はごつくなるという誤解が生まれるのでしょうか?

 

 

それは日本には昔から筋肉をバカにする風潮があります。

 

 

健康の為にジム通いしていても
何のためにトレーニングしているの?何のために体を鍛えているの?
と言われます。

 

どう考えたって日常なにもしない人間よりも
ジムで汗を流している人間の方が健康的で健全なのにも関わらずです。

 

 

わざわざ説明しなくても分かる事のはずなのに
そうした人たちをバカにする層が日本人には一定層いるのが事実です。

 

 

しかし、海外に目を向けてみると
ジム通いをしている人は自己管理がしっかり出来ている人という認識になります。

 

 

この大きな違いは日本人がまさしく筋肉アレルギーといっても過言ではないからです。

 

 

ですが、そうした日本人の多くが老後になってジムにきてトレーニングしている現状です。

 

私もよく高齢の方のトレーニングみますが、
高齢になってからトレーニングし始めるとはっきりいって大変です。

 

 

若い人に比べて筋肉の回復は遅いし、栄養の吸収率も悪い、

関節は消耗品なので危険性が高いですし、

腰痛や膝痛を抱えながら糖尿病になったからトレーニングをし始める・・・

なんて方も非常に多いのが現状です。

 

 

ウェイトトレーニングがいくら効率的に筋肉を作れるにしても
こうした状況の人達では最初からウェイトトレーニングやらせるには危険度が高いので

どんなに効率的であってもやらせることがしにくいのが現状です。

 

 

年単位でついていく筋肉は若いうちにつけたほうが絶対的に賢いです。

 

というかただでさえ年齢を重ねるとつきにくくなるのだから

人生で一番若い今日から行うのが一番スマートとも言えます。

 

 

またウェイトトレーニングを行うと簡単に筋肉がついたり、
ごつくなると思っている場合はまず色々な勘違いがあります。

 

 

そこを解消しないとトレーニングをしても
効率的に機能的な体も良い見た目も手にする事は不可能です。

 

 

1円玉貯金で10万円貯めるような気持ちでやらないと筋肉はつきません。

 

だからこそ2円にしたり3円にするために一番効率的なウェイトトレーニングを
行ったり、効果を高めるサプリメントを使っていくのです。

 

 

殆どの人がマッチョになれない理由1知識編

 

まず殆どの人がマッチョンになれない理由の一つとして
知識が挙げられます。

 

肉体改造というのははっきりいって簡単ではありません。

 

 

どんなトレーニングを週何回やってどれくらいの強度で何セットやり
休憩はどれくらい摂り、

一日の食事は何を食べ、間食で食べた方が良いものや悪いもの、トレーニング前後に
取るべきもの等数えだしたらキリがないくらい知っておかなければならないことがあります。

 

 

 

勿論本サイトではそういった事も解説はしているのでご安心を。

 

 

ただでさえ1円玉貯金のつもりでおこなっていく肉体作りを
知識も何もない方がマッチョになる事はまず無理です。

 

100%無理です。

 

100%って言いきれるくらい無理です。

トレーナーをずーっとつければ可能です。

 

 

これはトレーナーの知識や経験を買っているから出来ているわけです。

 

でもそうではなく独学のみでやる場合はまず知識がなければ
不可能だと思ってください。

 

 

漫画やアニメのように簡単にはなれません。

 

もしそんな簡単に変わるのなら周りを見渡してください。

 

 

筋肉ムキムキで腹筋バキバキの男性や

ウェストが凄いくびれてプリプリなヒップをもった女性が

周りに数多く存在しますか?

 

 

いないという時点でそう簡単にはなれないのです。

 

 

なので最初から全てを覚えなくても良いから少しづつ知識を持って
実践してく事が理想の身体を手にする上で一番大切な事なのです。

 

 

殆どの人がマッチョになれない理由2努力編

もしトレーニングについて完璧な知識を持っている人がいたとして、
それらすべての人はマッチョになれるでしょうか?

 

 

ここでも次の問題があります。

 

 

努力が出来るかどうか。

 

 

例え明確な目標があっても努力なしではマッチョになる事は出来ません。

というかこれに関してはどんな物事でも同じですよね。

 

 

会社経営に関する最高峰の知識を持っているからといって
努力なしで会社を成功させることはできないし、

 

心理学で最高の知識を持っていたとしても
相手と対話して相手に接していかないと上手くはいきません。

 

 

これと同じでマッチョになるのも知識だけではダメなのです。

 

筋肉がめちゃくちゃあるボディビルダーの方達はそういった知識×毎日の努力によって
あのような体を作っていくのです。

 

 

勿論例外的に薬物で身体を作る反則的なものもありますが、
普通に生きていたらまず手に入らないし、

マッチョになりたくならければ使わなきゃよいので何も心配はありませんね。

 

 

デカい筋肉をつけるという事はそれに見合った重さを持っているという事になります。

 

それこそ100キロなんて余裕で超える世界です。

 

 

そういった世界にたどり着くまで努力が出来るのでしょうか?

 

 

殆どの人はある程度のラインで終わってしまいます。

 

なのでこうした理由から簡単にはマッチョにはなれないのです。

 

 

殆どの人がマッチョになれない理由3環境編

最高峰の知識を持ち、どんな事でも努力出来る人がいても
ジムがなければマッチョになる事はまず無理です。

 

 

何故ならばジムの機械こそが筋肉をつける上で一番最短の道具だからです。

 

 

勿論自宅でそろえるという方もいますが、
ジムの機材と自宅の機材じゃ雲泥の差があります。

 

自宅で機材を揃えれば勿論可能ですが、それだけの費用かけるなら

ジムに行った方が楽ですよね。

 

そこそこのよい身体は自宅設備でもなれますが誰が見てもごつい・・
というレベルはジムに行かなきゃ無理です。

 

 

 

ごつい人が扱う重さって数百キロ単位になるわけです。

 

そんなもの自宅にあるでしょうか?

 

あるとしても車くらいでしょう。

 

 

そういった点からみてもジムがちゃんとあるという環境も大事なのです。

 

 

誰がみても超がつく田舎にとんでもなくデカいマッチョな人いないですよね?

 

それと同じでマッチョになるためには環境も必要になってくるのです。

 

 

でもこれもジム通いをしてどう使うかの度合いの問題です。

 

 

なのでここでもごつくなりたいとか言っている方は
自分でやる負荷を調整すればよいという話になってくるのです。

 

 

殆どの人がマッチョになれない理由4ホルモン編

これは女性に関しての話になります。

 

 

男性と女性はホルモンの割合が生物学的に違います。

 

私も良く人にトレーニング指導する際に女性から言われる事第一位が

「それやったら筋肉ついて太くなりませんか?」

という質問です。

 

 

返す答えはいつもこうです。

「安心してください、女性は男性ほど筋肉がつきにくいですので。それに筋肉がついても脂肪よりも筋肉の方が体積は小さい為逆に細くなりますよ。」

 

 

筋肉がつく要因の一つに男性ホルモンの重要性があります。

テストステロンといいますが、これの割合が男性と女性とでは

分泌される量が違います。

男性ホルモンは文字の通り男性に多く、反対に女性には女性ホルモンが多いです。

 

 

単純な話、女性で男性ばりの筋肉をつけたり、一気に筋肉を増やそうとするのは
生物学上無理なのです。

 

勿論年単位の時間をかけ、想像を絶するハードなトレーニングと食事管理をすれば
成人男性よりかは筋肉のある身体にはなることでしょう。

 

 

ですが、普通にダイエットやシェイプアップが目的の女性でそうなる事は
100%ありえませんので、ご安心を。

 

 

むしろ頑張ってるなぁくらいのほうが、ウェストが細くなったり、
お尻が引き締まったりと良い事尽くめなわけです。

 

 

海外ではこうしたホルモンを意図的に増やすために
女性のボディビルダーでも注射で体内に入れる方もいるくらいです。

 

 

ですが、そういった方は男性ホルモンの割合が多くなるので、
顔つきが男性寄りになったり、ヒゲが生えたり、声が低くなったりします。

 

 

海外の場合は職業としてボディビルが成立するので仕方ありませんが、
日本人のましてや普通にシェイプを望む方からすると
全く必要のないものですね。

 

 

なので女性の方は思いっきりトレ―ニングをしてもらっても
早々に筋肉がつきすぎるなんて事はあり得ないので、心配しないで下さい。

 

寧ろ頑張っても男性よりも筋肉がつきにくいって事は大変じゃん。。。

 

くらいに思ってないと効率的な身体つくりは出来ません。

 

 

殆どの人がマッチョになれない理由5DNA編

最後は少しおまけ話になります。

 

 

ボディビルのは話が少し出たのでそれ関連でDNAを交えながら

マッチョになれない理由を説明していきたいと思います。

 

 

アメリカのボディビルを検索して頂くと分かりますが、どう見ても日本人では絶対いないくらい
筋肉がつきまくっている人達が出てきます。

 

 

彼らはもちろん世間で言われるドーピング
(筋肉増強剤)を使ってあそこまでの体を作り上げています。

 

 

勿論プロの世界ですが、世界のトップクラスのボディビルは暗黙の了解で

ドーピングを利用しています。

 

 

とはいってもこのドーピング、誰でもが使ったからといって

あそこまでのモンスター級の筋肉を手に入れる事ができるわけではありません。

 

 

日本人でもプロのボディビルを目指してドーピングを行う人もいます。

 

でも海外クラスのレベルになれない理由の一つが

DNAだからです。

 

言い換えると才能といってもよいですね。

 

 

人間は一見すると見た目は同じように見えますが、

細かいところで個体差はあるのです。

 

例えば顔だって違いますし、

腹筋の数だって4個の人もいれば10個の人もいます。

 

耳を動かせる人もいれば動かせない人もいるし、

指が6本いる人もいます。

 

身長だってみんなバラバラですし、

骨の数だって個体によって違ったりもします。

 

内臓の吸収率も違いますよね。

(牛乳飲むと下してしまう人もいますから。)

 

 

こうした個体差はDNAが起こしているわけです。

 

 

勿論身体の事ですからトレーニングも同じで

世界最高峰のマッチョになるには当然それに見合ったDNAが

いるというわけです。

 

ましてやここまで読んでいただけたのならお分かりと思いますが、

知識、努力、環境、ホルモン

 

すべて兼ね備えた上で出来上がる体です。

 

 

普通に生きている方でしたら100%なれませんので、

安心してトレーニングに励んで下さいね。

 

 

まとめ

 

以上の事からマッチョになるのが簡単じゃないことが理解できたと思います。

 

 

筋肉をつけるのは本当1円玉貯金なのです。

だからバーベルやダンベルをもつ事が最良の方法なわけです。

安心してください。

 

簡単にはマッチョになれません。

 

仮になるとしても次の日にポンッとなるわけではありません。

 

だからある程度最短で筋肉をつけて、筋肉がついたのならそれを維持していく
トレーニングに切り替えていけば良いのです。

 

 

 

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