2 ヶ月 で 10 キロ 痩せる事は可能かトレーナーが徹底解説

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2か月という短期間でどうしても10kg痩せたい!

それって可能ですか!?

 

 

今回はこんな質問を頂いたので
色々な角度から2か月で―10kg落とす事が可能なのかについて

解説していきたいと思います。

 

体重の内訳はそもそもどうなっているのか

 

体重を10kg落とす事の前に
考えなければならないのが体重の内訳についてです。

 

 

人の体重を構成しているものは主に

 

・骨
・水分(血液含む)
・筋肉
・脂肪

 

となります。

 

体重を落としたいという方の殆どは
この中の脂肪を落としたいと思っていると思います。

 

 

しかしただ10kg落とすだけなら
筋肉や水分も落とせる事が可能であり、

やり方によっては脂肪が残ってしまう落とし方がある事を

覚えておきましょう。

 

 

脂肪を1キロ落とすのに7200kcalが必要

 

脂肪を1kg落とすのに必要なカロリーは7200kcal必要になります。

 

10kg分の脂肪を落とそうとするならば
72000kcalが必要という事になります。

 

 

後はこれを日数で割れば1日あたりの抑えるカロリーのラインが
分かるようになります。

 

 

72000kcal÷60日(二か月)=1200kcal

 

1日辺り1200kcal抑えれれば落ちる
という計算になります。

 

 

元の体重が何キロあるのかも重要

 

 

100kgの人が1kg落とすのと
30kgの人が1kg落とすならば

 

どちらの方が大変でしょうか?

 

 

それは30kgの方になります。

 

これは元の体重が過体重であればあるほど
落としやすく、

逆に平均体重よりもやせ細っている状態で更に落とそうとすると
落ちにくい状態にあります。

 

 

健康を優先するなら上限は一か月5%まで

 

一か月辺りの落とし幅の目安として
減体重の5%までが落としても良い
という目安があります。

 

60kgの人であれば3kg
100kgの人であれば5kgとなります。

 

これはあくまでも健康を視野にいれた場合の
上限値になります。

 

健康を考慮するなら体重の5%範囲内で納めた方が絶対に良いです。

 

数字だけなら2か月でー10kg落とせる

 

理屈だけならは2か月で―10kgは可能となります。

 

但し、短期間で落とすとなると
脂肪だけ都合よく落ちてくれないのが
身体の難しいところです。

 

 

急激なダイエットを行うと人の身体は防衛本能から

脂肪を分解して足りないエネルギーを補うのではなく、
筋肉を分解してエネルギーとして使ってしまうのです。

 

つまり体重は落ちながらも脂肪は残るという
一番嫌なパターンになります。

 

 

そのような状態は理想ではないので
上限5%を目安に行うのが良いでしょう。

 

リスクもある事を忘れない。

 

短期間で体重を落とすという事は体は急激な変化に対応しないといけないという事。

 

その中で勿論リスクもあります。

 

 

体重が一気に落ちると人の身体は
飢餓モードとなり、

栄養を取り込もうと必死になります。

 

ダイエットが終わった後にリバウンドしやすいのも
この飢餓モードが栄養をガンガンに取り込もうとしてるからなのです。

 

 

 

他にも体重が急激に落ちる事で身体内の
分泌物の量や質が落ち体調不良に陥る事もあります。

 

やむを得ない場合を除いては
急激なダイエットはさけたほうが良いでしょう。

 

 

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